ロサンゼルス・エンゼルスは13日、シアトル・マリナーズに対して0対8で完封負けし、大谷翔平は再び怪我のため欠場となりました。本来12日に出場予定のメンバーに含まれていた大谷翔平ですが、試合前の練習中にチームの登録メンバーから外されました。
エンゼルスの監督であるフィル・ネビンは、「怪我の状態が想像以上に厳重である可能性があるため、慎重に検討する必要があり、強行復帰を要求しない」と述べ、「彼がバットを振るときに自信を持ってプレーするなら、彼を出場させます。ファンの皆さんの失望を理解しています。彼の名前を書けば、チームが強くなることは確かです。特にホームゲームでは、ファンが彼を見に来ることを理解しています。」
MLBエンゼルスは16日、大谷翔平が今シーズン正式に登録抹消
大谷翔平は8月24日に右肘尺側側副靱帯を断裂したことが確定して以来、今シーズンの投球はないことが確定していました。本来、打者としてチームに貢献する予定でしたが、今日（16日）までに右側腹筋の張りのために11試合を欠場し、15日にMRI検査を受けた結果、怪我がまだ癒えていないことが判明し、今シーズン正式に登録抹消となり、残りのシーズンの試合には出場できません。近日中に右肘尺側側副靱帯手術を受ける予定です。エージェントのネズ・バレロは、尺側側副靱帯再建手術（トミー・ジョン手術）を行う場合、回復に少なくとも1年かかり、修復手術を選択する場合、回復には9〜10か月かかります。
手術は直ちに行われるのか？それとも他の選択肢を模索するか？
大谷の肘の怪我は、彼の自由契約選手としての地位に多くの変数を追加しました。MLBエージェントは「他の可能性を追求している」と述べていますが、尺側側副靱帯は肘の内側に重要な靭帯であり、尺側側副靱帯断裂傷の最も直接的な選択肢はトミー・ジョン手術です。専門家の意見によれば、現在の再建技術では、約90％のアスリートが怪我前のプレー水準に戻ることができますが、一度の手術で大谷は来年のシーズン全体に投球できなくなり、また、以前に一度靭帯置換手術を受けた大谷は、今回の手術による影響で彼の価値に影響を与える可能性があります。なぜなら、靭帯置換手術を2回受けた投手は、過去の成績がどれだけ優れていても、投資を検討する際に再三考慮されるでしょう。
今シーズン怪我で登録抹消、それでもホームラン王の座を狙っている
大谷は今シーズン怪我で登録抹消されましたが、ほぼすべての主要なメディアの分析では、大谷がホームラン王の座を獲得する初の日本人選手になるだろうとほぼ確信しています。
現在の成績から見ると、大谷は44本のホームランでホームランランキングの首位に堅実に立っており、2位のシカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロバート・ジュニア（Luis Robert Jr.）は35本で、しかもロバート最近の調子は特に良くありません。2023年9月16日までの打率はわずか.175で、ホームラン一本も打っていません。大谷を追い越すには、ロバートは今シーズン残りの14試合で10本のホームランを打たなければなりません。これは非常に難しい課題と言えます。
2位のロバートが大谷を追い越すのが難しく、3位につけているテキサス・レンジャーズのアドリス・ガルシア（Adolis Garcia）はほぼ望みがないと言えるでしょう。ガルシアは2023年9月9日に右ひざの痛みのために10日間の故障者リスト入りし、問題なく回復する場合でも、最も早くて9月19日まで出場できない見込みです。したがって、ガルシアが大谷を追い越すには、残りの13試合で11本のホームランを打たなければなりません。ガルシアの今シーズン平均的なホームラン率は、4試合で1本のホームランを打つ割合です。これから考えても、各メディアは大谷がホームラン王の座を堅実にキープしていると考えています。
もし大谷が今シーズンアメリカンリーグのホームラン王になることができれば、それは2004年に伝説的な選手である鈴木一朗がアメリカンリーグの打撃王の座を獲得して以来、三冠王の一つを獲得した日本人選手として史上2人目になります。もちろん、それはアジア出身の選手として初めてホームラン王の座を獲得することにもなります！
