久保建英、CL決勝進出とエースパフォーマンスでRソシエダードがベンフィカに快勝

「欧州CL」レアル・ソシエダード3－1ベンフィカ＞◇8日◇1次リーグD組◇第4節◇アノエタ

「久保建英、初のCL決勝トーナメント進出！レアル・ソシエダ、20季ぶりのグループリーグ突破を達成」

日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダが、チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント進出を果たしました。

8日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）グループD 第4節で、レアル・ソシエダはベンフィカに3-1で勝利し、グループDの首位に立ちました（勝ち点10）。2位はインテル（勝ち点7）、3位はRBザルツブルク（勝ち点3）、そしてベンフィカは（勝ち点0）となりました。

レアル・ソシエダはクラブ史上初のCL3連勝を達成し、その後のインテル対RBザルツブルクの試合でインテルが勝利したことにより、20シーズンぶりのグループリーグ突破が決まりました。これは2003–04シーズン以来の快挙です。

久保建英にとっては今シーズンが初のCL挑戦であり、初のCL決勝トーナメント進出となります。厳しい戦いが待っている舞台で、久保の活躍に期待が寄せられています。」

Rソシエダードは、ホームサポーターの声援を背にして立ち上がりからエンジン全開だった。久保はいつもの3トップの一員として右ウイングで先発出場。

前半6分、右サイドのゴールライン際で久保が3人を引きつけてバレネチェアへパス。そこを起点にクロスが入り、最後はアイエンのシュート性のクロスをメリーノが頭で押し込み、先制点を挙げた。

続く11分、オヤルサバルが相手バックパスを奪い、ドリブルで持ち込んでゴール。

そして21分には久保が右サイドからドリブルでカットイン。このプレーを起点に、素早く中央へボールをつなぎ、パスを受けたバレネチェアがDFをかわして右足で豪快に対角へ蹴り込んだ。

前半27分にはオヤルサバルがPKを獲得。メンデスがキッカーを務めたが、シュートはゴールポストをたたき、4点目はならなかった。

一方的な展開となりそうだったが、後半4分にベンフィカFWラファ・シルバに1点を返された。今大会2失点目となったが、その後は落ち着いた試合運びで時間をそのまま進め、勝利をつかんだ。

久保は後半25分に交代し、好プレーを披露。自らのゴールはなくても、好機を演出するドリブルと左足キックは、欧州最高峰の舞台で輝きを増している。」