競馬法の制定から100周年にあたり-天皇賞(秋)で天覧競馬を実施、令和初の東京競馬場へ行幸

競馬法の制定から100周年にあたり-天皇賞(秋)で天覧競馬を実施、令和初の東京競馬場へ行幸

 

天皇陛下は10月29日、東京競馬場で秋の「天皇賞」を観戦されることになった

 

天覧競馬は2012年以来、11年ぶり。天皇陛下は皇太子時代に07年、14年の日本ダービーを御覧になられている。

 

今年は競馬法の制定から100周年にあたり、JRA=日本中央競馬会からの願い出を受け、陛下は29日に東京競馬場で行われる秋のG1レース「第168回天皇賞」を観戦されるという。

 

徳仁天皇と雅子皇后は、29日に東京競馬場に行き、第168回の「秋の天皇賞」GⅠ競走を観戦します。報道によると、前回の「天覧競馬」(天皇自身が競馬場で競走を観戦すること)は11年前で、そのときにはイタリアの騎手が特別に馬を降りて、天皇夫妻に最大の敬意を表すクラシックな瞬間がありました。

 

徳仁天皇は皇太子の時、2014年に東京優駿に出席し、「天下唯一」(ワンアンドオンリー)という名馬が優勝しました。当時、この名馬の騎手は横山典弘で、馬主は前田幸治でした。2月23日生まれの横山典弘と前田幸治、そして徳仁天皇が同じ誕生日であるという奇跡的な偶然も、オンラインで熱狂的な議論を巻き起こしました。

 

天皇陛下が11年ぶりに観覧された一戦は現役最高峰の古馬11頭によって争われ、クリストフ・ルメール騎手が手綱を執ったイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が単勝オッズ1・3倍の圧倒的1番人気に応えて史上3頭目の連覇と国内外G1・5連勝を達成した。

 

1分55秒2と従来の記録を0秒9上回る驚異的コースレコードV。G1の5連勝は、6連勝のテイエムオペラオーとロードカナロア、5連勝のナリタブライアン、タイキシャトル、アーモンドアイに次ぐ6頭目で、世界ランキング1位の貫禄をまざまざと見せつけた。

 

※また、東京競馬場内のJRA競馬博物館の開館時間は15時半から17時までに変更されているのでご注意いただきたい。

 

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